北朝鮮は、サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の中継権がないにもかかわらず、12日夕方から朝鮮中央テレビで、開幕戦を無断で中継する「海賊放送」を行った。 朝鮮中央テレビは、12日午後9時10分から南アフリカ共和国対メキシコの開幕戦(11日)を1時間20分にわたり、録画中継した。北朝鮮は「海賊放送」の批判を意識したのか、放送の出所が分からないよう、画面の上下をカットして放送局のマークを隠した。また、本来の放送にある解説者の声も加工した。そのためか、試合会場の音はほとんど聞こえなかった。韓半島(朝鮮半島)地域全体の中継権を単独保有するSBS放送は、北朝鮮による今回の中継は「無断放送」に該当するとしている。SBS側は「北朝鮮との中継交渉が中断されたため、北朝鮮のW杯中継は無断使用に該当する。北朝鮮がどのような方法で映像を確保したのかを把握した後、対応策を決める」と話した。
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